東京で子育てする場合、「どの区に住むか」はとても重要です。
なぜなら区によって
・教育環境
・保育園
・公園
・子育て支援制度
が大きく違うからです。
この記事では、不動産実務と実際に子育てしている視点から子育て世帯に人気の東京23区ランキングトップ5をまとめました。
評価基準は次の4つです。
・教育環境
・子育て支援制度
・住環境(公園・安全性)
・マンション価格のバランス
| 順位 | 区 | 特徴 |
|---|---|---|
| 1位 | 文京区 | 教育環境トップ |
| 2位 | 中央区 | 都心×子育て |
| 3位 | 江東区 | ファミリー人気 |
| 4位 | 品川区 | 再開発+教育 |
| 5位 | 世田谷区 | 落ち着いた住宅地 |
1位 文京区|教育環境のトップエリア
文京区は「教育の街」として知られ、公立小学校の評価が高く、私立中学へのアクセス良いので子育て世帯から圧倒的な人気があります。
東京23区の中でも教育環境の評価が非常に高いエリアです。
文京区には東京大学・お茶の水女子大学・筑波大学附属小学校など教育機関が多く、文教地区として落ち着いた雰囲気があります。
また、公立小学校のレベルが高いことでも知られており、特に人気なのが 「3S1K」と呼ばれる名門校区です。
・誠之小学校
・千駄木小学校
・昭和小学校
・窪町小学校
こうした学区を目当てに、区外から引っ越してくる家庭も少なくありません。
さらに文京区は
・治安が良い
・公園が多い
・子育て支援制度も充実
といった特徴があり、教育重視の家庭にとっては理想的な環境です。
ただし人気が高い分、マンション価格は高めです。
3LDKの相場:約8,500万〜1億4,000万円
教育環境を最優先する家庭には、東京でもトップクラスのエリアと言えるでしょう。
2位 中央区|都心で子育てするなら

中央区は銀座・日本橋・月島など東京の中心エリアを含む区ですが、近年は子育て世帯が急増している区でもあります。
特に勝どき・晴海はタワーマンションが多くファミリー層の人口が急増しています。
特に人気なのが
・勝どき
・晴海
・月島
といった湾岸エリアです。
このエリアはタワーマンションが多く、歩道や公園なども整備された新しい街並みが特徴です。
中央区の魅力は 職住近接です。
都心のオフィスエリアに近いため通勤時間が短い、保育園の送り迎えがしやすいといったメリットがあります。
また中央区は子育て支援にも力を入れており、
・保育施設の整備
・子育て支援制度
・医療体制
などが整っています。
3LDK相場:約9,000万〜1億5,000万円
マンション価格はやや高めですが、「都心で子育てしたい」家庭にとっては、現実的な選択肢の一つです。
3位 江東区|ファミリー向けマンションの中心

江東区は、現在の東京で 最もファミリー向けマンションが多いエリアと言われています。
特に人気が高いのが湾岸エリアです。
・豊洲
・有明
・東雲
これらのエリアは再開発によって整備された新しい街で、
・大型公園
・ショッピングモール
・広い歩道
など子育てしやすい環境が整っています。
代表的な商業施設としてららぽーと豊洲、有明ガーデンなどがあり、生活利便性も高いです。
また江東区は
・ファミリー層の人口が多い
・保育園整備が進んでいる
といった特徴もあります。
3LDKの相場:約6,500万〜1億2,000万円
東京23区の中でも比較的現実的な価格帯のため、世帯年収1000万〜1200万円世帯の現実ラインエリアと言えます。
4位 品川区|バランス型の人気エリア

品川区は交通アクセス・再開発・教育制度のバランスが良いエリアです。
JRや私鉄、地下鉄など多くの路線が通っており、都心へのアクセスも抜群です。
特に人気の住宅エリアは
・大井町
・武蔵小山
・戸越
・品川シーサイド
などです。
また品川区は教育政策でも注目されており、小中一貫教育を23区でいち早く導入しました。
この取り組みは共働き家庭からも評価されています。
さらに近年は大井町、品川駅周辺など再開発も進んでおり、将来的な資産価値の観点でも注目されています。
3LDKの相場:8,000万〜1億2,000万円
都心にも近く、住宅地としてもバランスが良いことから、ファミリー層の人気が高い区です。
5位 世田谷区|落ち着いた住宅地

世田谷区は東京23区の中で最も人口が多い住宅エリアです。
都心ほどの利便性はありませんが、
・落ち着いた住宅街
・公園の多さ
・子育て環境
が魅力です。
人気エリアとしては
・二子玉川
・三軒茶屋
・成城
・下北沢
などがあります。
特に二子玉川は再開発によって
・大型商業施設
・公園
・多摩川
が整備され、ファミリー層から高い人気があります。
また世田谷区は保育施設数・子育て支援でも評価が高く、長年ファミリー層から支持されてきました。
3LDKの相場:8,000万〜1億3,000万円
都心から少し離れても、落ち着いた環境で子育てしたい家庭に人気のエリアです。
子育て世帯が区を選ぶときのチェックポイント
東京23区はどこも便利ですが、子育てのしやすさは区によって大きく異なります。
住宅価格だけで決めてしまうと、実際に住んでから
「保育園が少ない」
「公園が遠い」
「通学環境が不便」
といった問題が出てくることもあります。
子育て世帯が区を選ぶときは、次のポイントを確認しておくことが大切です。
① 保育園・幼稚園の数
共働き家庭の場合、最も重要なのが保育園の入りやすさです。
区によって保育園数・待機児童・入園倍率が大きく違います。
例えば
江東区・品川区
→ 保育施設整備が進んでいる
中央区・港区
→ 人口増加で倍率が高くなることも
特にマンション開発が進んでいるエリアでは子どもの人口も急増しているため注意が必要です。
② 教育環境
小学校の教育環境も重要なポイントです。
東京では公立小学校の評判・中学受験率・塾の多さなどが区によって異なります。
例えば
文京区
→ 教育環境トップクラス
世田谷区
→ 私立中学アクセスが良い
教育を重視する家庭は学区や教育環境も確認しておくと安心です。
③ 公園・住環境
小さな子どもがいる家庭では公園の多さ・歩道の広さ・交通量などの住環境も重要です。
例えば
江東区湾岸エリア
→ 公園が多く歩道が広い
世田谷区
→ 落ち着いた住宅街
こうした環境は日々の子育てのしやすさに直結します。
④ 通勤アクセス
子育て世帯では通勤時間=家族時間とも言われます。
例えば通勤時間が30分短くなると、年間では 約180時間も家族との時間が増えると言われています。
そのため
・職場までの通勤時間・
乗り換え回数
なども確認しておくと良いでしょう。
中央区や品川区が人気なのは職住近接が実現しやすいからです。
⑤ マンション価格と住宅ローン
最後に重要なのが住宅価格です。
人気エリアほどマンション価格は高くなります。
例えば3LDKの相場は
江東区
→ 約6,500万〜1億2,000万円
品川区
→ 約8,000万〜1億2,000万円
文京区
→ 約8,500万〜1億4,000万円
エリアだけで選ぶのではなく家計に無理のない住宅ローンで購入できるかが重要です。
まとめ|子育て世帯はエリア選びが重要
子育て世帯に人気の区は
✔ 文京区(教育重視)
✔ 中央区(都心子育て)
✔ 江東区(ファミリー向け)
✔ 品川区(バランス型)
✔ 世田谷区(住宅地)
ただし重要なのは「どこに住むか」ではなく「無理なく住めるか」です。
世帯年収別|現実的な住めるエリア
世帯年収別の住宅購入ラインはこちら
▶ 世帯年収1000万円
▶ 世帯年収1200万円
▶ 世帯年収1500万円
それぞれ住宅ローン・家計シミュレーション・現実的エリアを解説しています。




