【2025年最新版】東京都23区の子育て支援や手当の概要まとめ

東京都では妊娠中の方がいる家庭や子育て世帯に向けた支援や手当が充実しています。飲食店や百貨店等で様々なサービスを受けられるパスポートがもらえたり、所得制限なしで子供1人に対して年額6万円が18歳まで支給されたり、育児用品への交換や支援サービスの利用を総額15万円分受けられます。東京都では医療費の助成も令和5年から18歳まで拡大していたりと子育て世帯には嬉しい支援や手当がそろっています。

東京都23区の独自で行っている支援や手当はこちらを参考にしてください。
2025年最新版【東京都23区別】区独自の子育て支援制度や手当をご紹介

以下は東京都23区で一律で利用できる子育て制度や手当です。

  • 子育て応援とうきょうパスポート事業
  • 018(ゼロイチハチ)サポート
  • 東京都出産・子育て応援事業 ~赤ちゃんファースト~
  • 医療費助成制度(高校生まで拡大)

それぞれ詳しくご紹介していきます。

子育て応援とうきょうパスポート事業

東京都が子育てを応援しようとする社会的機運の醸成を目的として推進している事業であり、企業・店舗等が、子育て世帯や妊娠中の方がいる世帯に対して、様々なサービスを提供する仕組みです。

東京都は子育て世帯や妊娠中の方がいる世帯にパスポートを交付し、本事業に協賛する企業・店舗等で提示することによってサービスを受けられます。

【パスポート利用対象者】
都内在住の18歳未満のお子様がいる、又は妊娠中の方がいる世帯
※18歳に達した後、最初の3月31日を迎えるまでを対象とします。

【実施サービス】
飲食店や百貨店等、様々なジャンルの協賛店等で、粉ミルクのお湯やおむつ替えスペースの提供、商品の割引等、様々なサービスをご提供します。

参考元:子育てとうきょうパスポート事業

018(ゼロイチハチ)サポート

都内に在住する18歳以下の子供に対し、一人当たり月額5,000円(年額最大60,000円)を支給します。所得制限はありません。

【対象者】
・0歳から18歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にある方
・令和7年度中に都内に住所を有する又は有していた方(原則)

【支給額】
子ども1人あたり月額5,000円

018サポート

【支給時期】
令和7年度の支給時期は、以下のとおりです。

令和7年8月  :4月~7月分
令和7年12月 :8月~11月分
令和8年4月  :12月~3月分

参考元:018サポート

東京都出産・子育て応援事業 ~赤ちゃんファースト~

子供と子育て家庭を取り巻く環境が厳しさを増している中において、子供を産み育てる家庭を応援・後押しすることを目的とし、子育て家庭に対し、10万円相当の育児用品や子育て支援サービス等を選べるギフトカードをお送りします。

【支給対象者】
以下のいずれにも該当する子供の養育者
1.子供が令和7年4月1日以降に出生していること
2.子供の出生日時点の住所が都内にあること
ただし、偽りその他不正の手段等により育児用品等の提供を受けた場合、都は、支援額に相当する金額の全部又は一部について、返還を求めることがあります。

【利用の流れ】
東京都が実施する「018サポート(対象の子供に月額5,000円を支給する事業)」と同時に申請いただけます。

1.子供が生まれたら018サポートHPから同時申請
2.都から専用IDを記載したギフトカードが届く
※都で対象者の確認を行い、おおむね申請から2~4か月程度でお送りします。
3.専用WEBサイトへのアクセス・利用登録
カードに記載されている二次元コードから、専用サイトへアクセスし、初回登録(ログイン)してください。専用サイトを利用するには、カードに記載の専用IDとパスワードが必要です。
専用ウェブサイトはこちら ▶ https://tokyobabyfirst.metro.tokyo.lg.jp/
4.商品の選択・申込
専用WEBサイトに登録いただくと自動でポイントが付与されます。専用WEBサイトからご希望の育児用品・子育て支援サービス等を選択し、申込をしてください。期限内であれば、複数回に分けての申込も可能です。
※商品の申込期限は、ログイン登録(ポイント付与)時から6か月です。期限を過ぎるとポイントが失効してしまいますので、お早めにご登録・お申込みください。

【支援の内容】
・妊娠時:対象となる妊婦1人あたり5万円相当
・出産後:対象となる児童1人当たり10万円相当

【商品例】
以下のような様々な商品をご用意しています。

  • 家事・育児等サービス…家事代行、ベビーシッター、ベビー用品レンタル
  • マタニティ用品:ウェア、下着、腹帯、骨盤ベルト、サプリ、スキンケア用品など
  • 乳幼児衣料品:肌着、スタイ、スリーパー、ベビー服、靴、ファッション雑貨など
  • ミルク・ベビーフード…ミルク、離乳食
  • 育児消耗品:ミルク、離乳食、おむつ、おしりふき
  • お仕立券・写真撮影:名入れ商品、写真撮影
  • 育児日用品:ベビーカー、チャイルドシート、抱っこひも、バウンサー、ベビーチェア、寝具、お食事グッズ、バスグッズ、トイレグッズなど
  • おもちゃ・絵本:メリー、ベビージム、乗用玩具、積み木、絵本など
  • 多胎児用品
  • 衛生用品:体温計、鼻吸い器、スキンケア、洗剤など
  • 安全対策用品:ベビーゲート、フロアマット、防災用品
  • 金券:こども商品券、QUOカードPay、図書カードNEXT

詳細は商品カタログをご覧ください。

【問い合わせ先】
電話 0120(001)047  開設時間:午前9時~午後6時/年中無休(年末年始を除く)
※令和6年度までの対象者向けコールセンターは、0120(922)283です。

参考元:東京都出産・子育て応援事業 ~赤ちゃんファースト~

医療費助成制度

0~18歳までのすべての子供の医療費が無料です。中学生までの助成制度でしたが令和5年4月より高校生(18歳)まで拡大されました。

医療費の助成にはマル青の3種類があります。

マル乳(乳幼児医療費助成制度)

【対象者】
・都内各区市町村内に住所を有する6歳に達する日以後の最初の3月31日までの乳幼児(義務教育就学前までの乳幼児)を養育している方
【助成範囲】
国民健康保険や健康保険など各種医療保険の自己負担分を助成します。(入院時食事療養標準負担額を除く。ただし、区市町村によって助成をしている場合もあります。)

(1)対象となるもの
医療保険の対象となる医療費、薬剤費等

(2)対象とならないもの
・医療保険の対象とならないもの(健康診断、予防接種、薬の容器代、差額ベッド代、紹介状を持たずに受診した200床以上の病院の初診時選定療養費、長期収載品(後発医薬品のある先発医薬品)の選定療養費等)
・保育園等管理下の傷病で、独立行政法人日本スポーツ振興センター法に基づく災害共済給付制度対象の場合
・健康保険組合等から支給される高額療養費・附加給付に該当する医療費
・他の公費医療で助成される医療費

(3)交通事故などの場合におけるマル乳の取扱い
交通事故などの第三者行為を原因とするものであっても、医療保険が適用された医療については、マル乳医療証は原則として使用できます。
ただし、区市町村のマル乳担当課へ医療証の使用について確認が必要な場合や、使用できる場合でも届出や損害賠償請求権の譲渡が必要な場合があります。

【助成方法】
保険を扱う医療機関で保険証とマル乳医療証を提示して、受診します。
ただし、都外や当制度による診療を取り扱わない医療機関で診療を受ける場合や、都外国民健康保険加入者は、医療保険の自己負担分を医療機関の窓口に支払い、その領収書をもって、お住まいの区市町村の乳幼児医療費助成担当課に医療助成費の申請をしてください。

参考元:乳幼児医療費助成制度(マル乳)

マル子(義務教育就学児医療費の助成)

【対象者】
・都内各区市町村内に住所を有する義務教育就学期にある児童(6歳に達する日の翌日以後の最初の4月1日から15歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にある者)を養育している方

【助成範囲】
・入院:国民健康保険や健康保険の自己負担額を助成します。(入院時食事療養標準負担額を除く。ただし、区市町村によって助成している場合もあります。)
・通院:国民健康保険や健康保険の自己負担額から一部負担金(通院1回につき200円(上限額))を控除した額を助成します。※調剤及び訪問看護を除く。
(1) 対象となるもの
医療保険の対象となる医療費、薬剤費等
(2) 対象とならないもの
・医療保険の対象とならないもの(健康診断、予防接種、薬の容器代、差額ベッド代、紹介状を持たずに受診した200床以上の病院の初診時選定療養費、長期収載品(後発医薬品のある先発医薬品)の選定療養費等)
・学校管理下の傷病で、独立行政法人日本スポーツ振興センター法に基づく災害共済給付制度対象の場合
・健康保険組合等から支給される高額療養費・附加給付に該当する医療費の一部
・他の公費医療で助成される医療費
(3)交通事故などの場合におけるマル子の取扱い
交通事故などの第三者行為を原因とするものであっても、医療保険が適用された医療については、マル子医療証は原則として使用できます。ただし、区市町村のマル子担当課へ医療証の使用について確認が必要な場合や、使用できる場合でも届出や損害賠償請求権の譲渡が必要な場合があります。

【助成方法】
保険を扱う医療機関で保険証とマル乳医療証を提示して、受診します。
ただし、都外や当制度による診療を取り扱わない医療機関で診療を受ける場合や、都外国民健康保険加入者は、医療保険の自己負担分を医療機関の窓口に支払い、その領収書をもって、お住まいの区市町村の乳幼児医療費助成担当課に医療助成費の申請をしてください。

参考元:義務教育就学児医療費の助成(マル子)

マル青(高校生等医療費の助成)

東京都内の区市町村では、高校生等に係る医療費を助成する「高校生等医療費助成事業(マル青あお)」を、令和5年4月から開始しました。

【対象者】
・都内各区市町村内に住所を有する高校生等を養育している方
高校生等とは高等学校の就学期(15歳に達する日の翌日以後の最初の4月1日から18歳に達する日以後の最初の3月31日)にある方を指し、高校在学中か否かを問いません。また、高校生等が誰からも監護されておらず区市町村が認める場合は、高校生等本人が対象者となることができます。

【助成内容(窓口負担)】
マル青は、高校生等に係る医療費について、医療保険(国民健康保険や健康保険など)の自己負担分を助成する制度です。
マル青の医療証をお持ちの方が、都内の医療機関等を受診する際の窓口負担は、原則として以下のとおりです。
・入院
入院時食事療養標準負担額のみ負担します。
・通院
通院1回につき最大200円まで負担します。調剤と訪問看護については負担はありません。※窓口負担のない区市町村もあります。

【助成方法】
保険を扱う医療機関で保険証とマル乳医療証を提示して、受診します。
高校生等が、都外医療機関等で診療を受けた場合や、都外国民健康保険に加入している場合は、医療保険の自己負担分を医療機関の窓口に一旦支払っていただき、その領収書を持ってお住まいの区市町村に申請をすることで、医療助成費の支給(払い戻し)を受けられます。

参考元:高校生等医療費の助成(マル青)

【東京都23区にある施設・サービス】

東京都23区にある施設やサービスです。実施している子育て支援事業の一覧表も載せています。

子供家庭支援センター

18歳未満のお子さんや子育て家庭のあらゆる相談に応じます。ショートステイや一時預かりなど在宅サービスの提供やケース援助を行っており地域の子育てに関する情報も沢山もっています。

子育てひろば

0~3歳を中心とした乳幼児とその保護者が一緒に遊んで暮らせる場所です。遊具や絵本があり子育て仲間をみつけることもできます。子育て相談も可能です。

ショートステイ

保護者が病気・出産・出張・育児疲れなどの理由で、お子さんの養育が困難なとき、児童福祉施設などでお子さんをお預かりします。
短期間(7日間程度)ですが、宿泊が可能です。

トワイライトステイ

残業等で保護者の帰宅が遅い場合、児童福祉施設などで17時以降22時頃までお子さんをお預かりして、夕食・入浴の提供など、生活の援助をします。

一時預かり事業

いつもは保育所に通っていない場合でも、保護者のパート勤務、病気・出産等の緊急時、育児に疲れた時など、日中、保育所などで未就学のお子さんをお預かりします。

病児・病後児保育

児童が病中や病気の回復期にあって集団保育が困難な期間に保育所や医療機関等に付設された専用スペースにおいてケアを行うサービスです。対象年齢や条件は区によって異なります。

ファミリーサポートセンター

子供の送迎や預かりなど、子育ての援助を受けたい人と援助を行いたい人のマッチングを行います。

子供家庭支援センター子育てひろばショートステイトワイライトステイ一時預かり事業病児・病後保育ファミリーサポートセンター
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